3がつの園だより

春の訪れを感じられるようになり、今年度もあと1か月となりました。
ばら組さんは約2週間後に卒園の日を迎えます。数年の園生活で友だちができ、たくさん遊んでケンカもして、でも仲直りもできて、嬉しかったこと・楽しかったこと・辛かったこと・悲しかったこと等様々経験しました。
子ども達と過ごす中で、子どもの笑顔で大人が勇気づけられ、このままずっと笑顔だけを見ていたいと、つい思いがちですが、それでは、悲しい・苦しい・悔しい等の感情の処理の仕方がわからないままです。ですから、ケンカ等のトラブルが起こった時、大人はそのトラブルを止めさせるのではなく、見守りながら子ども一人ひとりの感情を受け止め、意見の違いなのか、思い違いなのか等、一緒に考え、子どもが自分の思いを相手に伝え(小さい子であれば大人が代弁し)、相手にも思いがあることを知り、自分の感情の処理の仕方を繰り返し学んでいくのです。
小学校では幼稚園のような遊びから学ぶ時間は減りますが、帰宅後やお休みの日はお友だちと思いきり遊ぶ時間を確保していただけると嬉しいです。
ゆり組さん・てんし組さん・ほし組さん・ひかり組さんの子どもたちが、4月からも
たくさん遊んでたくさん心を動かす経験ができるように、教職員一同 意識を高め、環境を整えていきたいと思っておりますので、今後も宜しくお願いいたします。

今月の保育のねらい「もうすぐ一年生・ばら組・ゆり組・てんし組・ほし組」
☆ばら組 |
○互いの成長を認め合い、自信をもって生活し、一年生になることに期待を持つ |
○お世話になった人に感謝の気持ちを持って過ごす |
☆ゆり組 |
○年長組になることへの期待や喜びを持ちながら生活する |
○いろいろな友だちと関わりながら、自分たちの遊びを十分に楽しむ |
☆てんし組 |
○見通しをもって自分から進んで身の回りのことを行い、進級することを楽しみに生活する |
○友だちとのやり取りを楽しみ、自分の気持ちを伝えたり友だちの気持ちを受け入れたりして遊ぶ |
☆ほし組 |
○身の回りのことが自分でできるようになった喜びを感じる |
○友だちと全身を使って遊びをたっぷり楽しむ |
☆ひかり1組 |
〇身の回りのことを自分でする喜びを感じる |
○自分の思いを出しながら心地よい雰囲気の中で安心して生活する |
