7月の園だより

 子どもは遊んで成長するといいます。今回は新津カトリック幼稚園の遊びに欠かせない物の一つ「くるくる棒」から遊びについてお伝えしようと思います。くるくる棒は、紙を硬く細く丸めた棒のことです。

 小さいクラスでは、大人が作ったくるくる棒に何かを貼り付けるところから始まり、やがて自分で(個人差があります)作るようになります。はじめは太くて柔らかいのですが、試行錯誤を繰り返し、硬く作るコツを覚えていきます。

 自分が作ったくるくる棒が柔らかくて納得できず、先生が作ったものを欲しがることもあります。「一緒に作ろうね」とじっくり付き合っていた先生も徐々に手の添え方を変えていきます。ここで集団の良さが出てきます。「手伝って」とお願いしても、「少し待ってね」と先生はクラス全体の子どもたちの遊びの様子を見て回るので、なかなか順番が回ってきません。待ちきれず一人で作り始めるのですが、また納得のいかないものができます。そこを先生は見逃さず、「自分で作れたね。見ていたよ。さっきより硬くできているね」と褒めます。この一言で、ちょっぴり自信がつき、くるくる棒を遊びの道具にし、「お母さん、ほら、くるくる棒!(自分で作ったんだよ)」と、大事に誇らしげに持ち帰り、「明日また幼稚園に行って遊ぶ(作る)!」となります。


くるくる棒づくり
・繰り返し作ることで手先が器用になる
・細いものを作ろうと夢中になって取り組むようになる(集中力がつく)
・作ったくるくる棒を何かに見立てて遊ぶようになる(イメージが豊かになる)
・同じものを作ったお友だちとイメージを共有するようになる 等々


 これらが(一方的な指導ではなく)楽しい遊びの中で育つのです。

 毎年同じ文になってしまいますが、どうしてもお伝えしたい内容ですので、お許しください。

今月の保育のねらい 「夏の遊び」

ばら組
〇夏の生活の仕方がわかり、自分で気づいてやろうとする
〇自分の思いや考えを伝えたり、相手の話を聞いたりしながら友だちと一緒に遊びを進めていく
ゆり組
〇夏の生活の仕方がわかり、自分でできることは自分でしようとする
〇友だちと互いの思いを伝えて遊ぶ
てんし組
〇夏の生活の仕方を知り、自分でしようとする
〇自分の好きな遊びを楽しみながら、友だちのしていることにも興味をもつ
ほし組
〇保育者に見守られながら身の回りのことを自分でやってみようとする
〇友だちと一緒に夏ならではの遊びを楽しむ
ひかり1組
〇保育者に見守られながら、食事や水分、睡眠を十分に取り、健康的に過ごす
〇保育者や友だちと一緒に夏ならではの遊びを楽しむ